doc.cheapと他の選択肢の比較
比較ページはどれも勝者が書くものです。そこで、このページのルールを先に示します。下の価格は各社自身が公開している表示価格です。課金単位は各社で異なるため明記しています。当社が測定していない項目は「未測定」と記しています。そして、他の各社が当社より優れている点についてのセクションも設けています。当社に不利に見える行があれば、それは実際に不利だからです。
公開価格の確認日:
比較表
| 書類1件あたりの料金 | スキャン失敗時の課金 | アカウントなしで最初の呼び出し | 符号化ゾーン+印字フィールド | 認識のレイテンシ | MCPサーバー | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| doc.cheap | $0.01の定額、処理量を問わず | なし – 認識に失敗した場合は無料 | 可 – 公開サンドボックスキー、IPごとに10回 | 両方を読み取り、フィールドごとに照合 | p50 ≈275 ms、本番環境で測定 | MCPサーバー、ツール三つ |
| AWS Textract (Analyze ID) 出典 | $0.025/ページ(月100kまで)、それ以降は$0.01/ページ(us-west-2) | 無料になるケースとしては公開されていない | 不可 – 先にAWSアカウントとIAMが必要 | 身分証のフィールドを抽出。ゾーンと印字の照合は公開されていない | 当社では未測定 | 公開されたMCPサーバーなし |
| Google Document AI (passport parser) 出典 | $0.10/書類 | 無料になるケースとしては公開されていない | 不可 – 先にGCPプロジェクトと請求設定が必要 | パーサーの出力。ゾーンと印字の照合は公開されていない | 当社では未測定 | 公開されたMCPサーバーなし |
| Mindee 出典 | クレジットは$0.05/書類から、超過分は+20% | 無料になるケースとしては公開されていない | 不可 – 先にアカウントが必要 | 書類のフィールドを抽出。照合は公開されていない | 当社では未測定 | 公開されたMCPサーバーなし |
| PassportEye (open source) | 無料 | – ご自身のマシンで動作 | 可 – pip install するだけ | 符号化ゾーンのみ | ご利用のハードウェアと画像次第 | なし |
価格は各社が公開している表示価格で、2026-09-21に確認したものです。Textractの数字はus-west-2の料金で、AWSの価格はリージョンによって異なります。この表を頼りにする前に、すべて改めて確認してください。この種のページは、すぐに情報が古くなります。
Azureの書類処理サービスの価格は掲載していません。料金ページが当社の環境では表示されず、自分たちで確認していない数字は公開しないからです。
数字を見る前に、単位を確認する
ページ単位で課金する事業者もあれば、当社のように書類単位で課金する事業者もあります。パスポートのデータページは1ページであり1件の書類なので、この場合は2つの単位が一致します。しかし複数ページの書類は、当社では1件、他社では複数ページとなり、その時点で同じ条件での比較ではなくなります。事業者の課金単位がページの場合は、表にそう記しています。
2つ目の違いは、失敗したときの料金です。当社では、書類が見つからない、画像を読み取れない、種類を識別できないスキャンにもレスポンスを返し、課金はしません。すべてのレスポンスに含まれるbilled フラグで、どちらだったかがわかります。他社では同等のルールが公開されているのを見つけられませんでした。他社の欄は「料金を取られる」ではなく、「最新の規約を確認してください」という意味で読んでください。
各社が当社より優れている点
AWS TextractとGoogle Document AI – 対応範囲の広さ
どちらも身分証明書よりはるかに多くのものを読み取れます。請求書、領収書、各種フォーム、表、手書き文字、任意のレイアウトを、大規模に、十数の言語で処理でき、自社クラウドの他のサービスとも連携しています。当社が読み取るのは身分証明書と渡航文書です。パスポートも取引先の請求書もスキャンした契約書も1社にまとめたいなら、あちらは仕事全体をカバーし、当社はその3分の1しかカバーできません。リージョン展開やコンプライアンス関連の書類も、当社の規模の会社よりはるかに充実しています。
Mindee – カスタムモデル
お使いの書類の種類がどこのカタログにもない場合(自社独自の申請書、地域独自の許可証、運送会社の送り状など)、Mindeeならその書類用のモデルを学習させられます。当社にはできません。これは位置づけの違いではなく、実際の機能の差です。
PassportEye – 無料でオフライン
費用はかからず、ご自身のマシンで動作し、画像が社外に出ることは一切ありません。きれいにスキャンされたパスポートで、符号化ゾーンだけが必要なら、これが正解で、当社のほうが高くつきます。制約も同じく現実的です。印字面は読み取れず、スマートフォンの写真にはご自身での前処理が必要で、本番環境ではtesseractのインストールを自分で管理することになります。それでも「無料でローカル」は本物の強みであり、そうではないふりをするつもりはありません。
当社が優れている点
- 身分証明書の用途での料金。書類1件あたり1¢です。料金は誰にとっても、どの処理量でも同じです。最初の1件目も1,000万件目も同じ料金です。月100,000ページを超えると、Textractの料金は当社を上回るのではなく、当社と同じ水準になります。
- 失敗したスキャンは無料で、そのことがレスポンスでわかります。
- アカウントを作る前から呼び出せます。クラウドのプロジェクトも、IAMロールも、請求設定も、カードも不要です。ドキュメントに記載されたサンドボックスキーだけで始められます。
- 2つのゾーンを照合。各フィールドを機械読み取りゾーンと印字された視覚ゾーンから別々に読み取り、それぞれに信頼度が付くため、符号化された生年月日と印字された生年月日の食い違いが見えます。チェックディジットはICAO Doc 9303に基づいて検証します。
- 元の文字体系をラテン文字と並べて。ギリシャ文字、アラビア文字、漢字、ハングル、タイ文字の値は、ASCIIに変換されることなく元の文字体系のまま、言語タグ付きで返ります。
- 保存期間はあなたが決めます。画像はディスクに書き込まれません。結果はリクエストで指定した retain_hours の間、指定がなければアカウントの設定期間(変更するまでは1年)保持され、retain_hours: 0 なら何も保存されません。
- 契約に含まれる、測定済みのレイテンシ。本番環境での認識時間はp50で約275 msです。すべてのレスポンスに処理時間の内訳が含まれ、リアルタイムの数値は稼働状況ページで公開しています。
- MCPサーバーがあるため、アシスタントはSDKを挟まずに、3つのツールでAPIを直接呼び出せます。
料金は誰にとっても、どの処理量でも同じです。最初の1件目も1,000万件目も同じ料金です。最初の呼び出しにアカウントは不要で、課金ルールはすべて公開しています。またMCPサーバーは、同じ認識機能をアシスタントから利用するためのものです。
どれを選ぶべきか
- パスポートと身分証明書を、安く、両方のゾーンを読み取って処理したい
- 当社をお選びください。決める前にお試しいただけます。最初の呼び出しにアカウントは不要です。
- 業務で扱うすべての書類を1社にまとめたい
- TextractかDocument AI。幅広さこそが彼らの売りで、それを上手に提供しています。
- お使いの書類の種類がどのカタログにも存在しない
- Mindeeを選び、モデルを学習させてください。
- 画像を自社ネットワークの外に出してはならず、符号化ゾーンだけで足りる
- PassportEyeに加えて、本格的な画像前処理パイプライン。